ABOUT US

代表 上野 由季代
昭和57年3月生まれ
- 聖ヨゼフ幼稚園
- 彦根市立城東小学校
- 彦根市立東中学校
- 滋賀県立彦根東高等学校
- 京都外国語大学外国語学部英米語学科
- 株式会社エフメディア
- 株式会社 Universal Trade Japan 設立
- LA STYLE 株式会社 設立
- “銀座スコーレ”設立
名乗るというのは、たしかに便利なことだ。
でも名乗った瞬間に、何かが置き去りになる気もする。
だから私たちは、あえて「コンサルタント」を仮の名として置いている。
正確じゃないけれど、嘘でもないし、どちらかといえば、最も近しい仮の名だ。
日々、経営のことや組織のことに首をつっこみながら、
それらの手前にある“まだ言葉にならないもの”を見つめている。
名付けることで力になることもあれば、
名付けたことで、その力に縛られることもある。
名乗らぬ自由と、名乗る不自由。
そのあいだで、少し立ち止まっていたいと思う。
問いに耳を澄まし、
違和感に微笑み、
仮面の奥にある
ほんとうの顔に出会う。
そんな仕事に、私たちはそっと手を添えている。
さて、こんなふうに語っても、
「で、何やってるんですか?」と
尋ねられるのだけれど、
そのときは、こう答えるようにしている。
「ちょっと変わったコンサルタントです」と。
名前に込めた想い
The Story Within Our Name
私たちの社名には、見える世界と見えない世界、
そして「問い」と「灯」という、ふたつの働きへの想いが込められています。
「銀座スコーレ」の“スコーレ”は、古代ギリシャ語で「余白」や「問いの空間」を意味します。
「学び」や「探究」が、成果や効率ではなく、心にゆとりを持つことから生まれる。
そんな原点を思い出すための言葉です。
「銀座」は、偶然にも私たちの原点である彦根の商店街の名でありながら、
同時に東京の象徴としての“社会”や“秩序”もイメージさせます。
一方、「上野テントウシャ(点灯社)」は、変化の兆しにそっと灯をともすような存在でありたい、という願いを込めています。
「上野」は私たちの名前であると同時に、東京という都市のもうひとつの顔、
歴史や土着性を感じさせる地名でもあります。
このふたつの名は、
「トナール(見える日常)」と「ナワール(見えない深層)」という、
二重性の世界を、私たちなりに表現したものでもあります。
変化は、問いから始まり、灯によって進む。
私たちは、誰かの小さな「気づき」に寄り添いながら、
今日もまた、社会の中に静かに働きかけていきます。
そんな私たちの想いを、ひとつの小さなたとえ話で言い表すなら、
それは“テントウムシ”の姿かもしれません。
テントウムシは、ただ本能のままに上へ、上へと登っていきます。
けれど、やがてその道が続かなくなったとき
― 違和感や行き止まりに出会ったとき ―
ふと、羽を広げて、まったく新しい景色へと飛び立つのです。
その「カオスの瞬間」こそが、気づきの入り口であり、変化のはじまりだと私たちは考えます。
見慣れた場所から、一歩踏み出すための小さな違和感や、問いかけ。
そこに寄り添い、灯をともすことが、私たちの役割です。
トレードマークに込めた意味
Mark & Meaning
私たちのトレードマークには、「問い」を象徴する余白と、「灯」を象徴する小さな光を組み合わせています。
整いすぎず、語りすぎず、ほんのわずかな違和感と、そっと差し込む光を。
まるで夜の森にともる小さな灯や、遠くから静かに差し込む朝の光のように。
その姿かたちは、気づいた人だけがふと微笑む、小さなテントウムシをモチーフにしています。
古くから、テントウムシは「幸運」や「光」を運ぶ存在として親しまれてきました。
小さな身体で、ただひたすら“上へ、上へ”と登り続け、やがて行き止まりや違和感に出会ったとき、
そっと羽を広げて、まったく新しい景色へと飛び立つ――その姿に、
私たちが大切にしたい「問い」や「変化」のはじまりを重ねています。
それは、誰かの内側にある「まだ形にならない違和感」や「気づきの芽生え」をそっと照らし、
見えないところから、静かに幸運や兆しを運ぶ、そんな存在でありたいという願いを込めています。