- Our Belief -
私たちの仕事は、無自覚と自覚のあいだを見つめ、そこにある選択の質を問い直すことです。
このページでは、銀座スコーレがなぜ存在し、どんな姿勢で組織と向き合っているのかを、Purpose・Mission・Vision・Value・Credoという5つの言葉を通じてお伝えします。
PURPOSE:
Living Source - 生きる源
ズレに光をあて、生命に還す。
経営という営みの中に宿る“見えないズレ”に静かに耳を澄まし、
自らの存在に正直に向き合う人と共に、
組織が本来の生命性を取り戻していく道を照らしていく。

《The Gathering of Masks》
MISSION:
Naked face - 真顔(しんがん)
【真顔・潜心】
理念をつくるとは、 “まだ言葉になっていない大切なこと”のもとへ、 自分の内なる源泉まで潜り、そこに触れ続けながら、 その純度を少しずつ、丁寧に高めていく営みである。
経営者が仮面を脱ぐとき、 組織は呼吸を取り戻し、 言葉にならないうねりが、静かに立ち上がる。
【照射・洞察】
組織は道具ではなく、生命体である。 意思決定の質は、 見過ごされてきた“無意識の前提”に光が当たったとき、 外からではなく、内から変わりはじめる。
そのとき初めて、無自覚に選んでいたことが“選択肢”となり、 選ばなかったことも、“可能性”として立ち上がる。
【変容・連鎖】
わたしたちがその場で感じ、場に差し出す問いは、 何かを引き出すためのものでも、答えを探させるためのものでもない。
それは、無意識のうちに「反応」で選択してしまっている日常に、 “変化”をもたらすための小さな揺らぎ。
問いの先に進んだとき、一体どんな“気づき”が待っているのか?
“ない”と思い込んでいた“ある”事は一体なんなのか?
その“気づき”は、どのような「不慣れな選択肢」を出現させるのか?
その「不慣れな選択肢」が出現した後、あなたは元の自分として生きる事ができるか?
それまで見えていなかった前提が、ふっと浮かび上がったとき、 人は、初めて自分の選択を自覚し、責任を持ち始め、 “心のある道”を歩み始めると、わたしたちは信じている。
【源泉・誠実】
わたしたちは、 経営者が無意識に被り続けてきた“誰か(他所)の仮面”から自由になり、 飾らず、覆わず、剥き出しの自分として歩み始めるプロセスに伴走する。
現場や日常に潜む違和感を手がかりに、 本質へ向かおうとする、その静かな一歩の中に、
すでにタウマイゼン――ざわめきは、すでにある。
【発掘・共鳴】
たとえ、まだ言葉になっていなくても―― 源泉へと向かおうとする、その在り方にこそ、 新たな選択肢が生まれ、 組織の中心に、“命の波動”がそっとひろがっていく。
生きているという実感は、 あらゆる選択に自覚と責任を持つことから、静かに芽生えていくのではないか?。
わたしたちは、 経営者とその仲間たちの想いが交わる“点”を導き出し、 そこから生まれる組織の源(ソース)を共に探り続ける。
VISION:
Undo ties - 縛りをほどく
社会には、複雑に絡まり合った“ねじれ”がある。
正しさに合わせることが善とされ、
違和感に蓋をして生きることが、
いつの間にか当たり前になってしまった。
経営もまた、その中で歪んだかたちを強いられてきた。
本来は、“人を活かす”ための営みだったはずが、
いつしか、“会社を動かす”ための仕組みにすり替わっていった。
組織は、誰かの所有物ではなく、
内側から湧き上がる意思とともに動く、ひとつの生命体である。
経営が、もっと「生きること」に近づいていけるように。
私たちは、そんなねじれを、経営という“要”からほどいていきたい。
経営者が仮面を脱ぎ、
自分の震えから言葉をつむぎはじめたとき、
従業員の呼吸が整い、
取引先との関係がほどけ、
顧客とのあいだに、
ほんとうの対話が生まれていく。
それは大きな声ではなく、
ひとつひとつの選択に“自覚と責任”を持とうとする姿勢から始まる。
そんな“静かな連鎖”こそが、
社会全体のねじれをほぐし、
ほどいていく始まりになると、
私たちは信じている。
VALUE:
Path of Life - こころのある道
これは、守るべき規範ではない。
内側からはじまる、小さな歩みの軌跡である。
■ 迷ったら、“内”に聞く
判断を外に預けない。
他人の正解よりも、自分の内にあるざわめきに耳を澄ませる。
■ 揺れても、歩く
確かさよりも、誠実さを信じる。
答えが見えなくても、問いとともに進んでいく。
■ 違和感を見過ごさない
小さな引っかかりの中に、まだ言葉になっていない大切なものがある。
見なかったふりをせず、立ち止まることを恐れない。
■ 仮面を脱ぐ勇気
正しく見せることより、ありのままの自分で立つことを選ぶ。
未完成なまま、対話の中に身を置く勇気を抱き続ける。
■ 関係をほどく、つなぎなおす
形だけのつながりに執着しない。
一度ゆるめることで、ほんとうの関係が立ち上がることがある。
※まだ、すべてが言葉になったわけではありません。
ここに流れる想いは、これからも、静かに更新されていきます。