Column
《灯(ともしび)は、問いのほうから》
ことばになる前の“揺らぎ”に耳をすませ、問いをたぐりよせ、関係の輪郭を探る。
灯(ともしび)は
問いのほうから
ことばになる前の“揺らぎ”に
耳をすませ、問いをたぐりよせ、
関係の輪郭を探る。
このコラムでは、言葉になる前の揺らぎをすくい上げ、問いを手がかりに組織や人との関係を静かに探っていくプロセスをご紹介します。
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この連載は、「すぐに答えを出すこと」を目的としたものではありません。
むしろ、まだ言葉にならない違和感や迷いに、そっと耳を傾けながら、
一つひとつの問いを手がかりに、関係や状況の輪郭を静かに探っていく試みです。
日々の仕事や組織の中で、私たちは「はっきりした正解」よりも、
「わからなさ」や「揺らぎ」と向き合う場面に数多く出会います。
それを不安定なものとして遠ざけるのではなく、
そこにこそ対話や気づきの種があると見つめてみたい。
このシリーズには、そんな思いが込められています。
“銀座スコーレ”を運営する上野テントウシャは、
経営者や組織が抱える目に見えにくい問いや感性に光をあて、
その歩みに寄り添うことを大切にしています。
このコラムたちは、あなた自身の中にある問いと出会い、
ともに考えを深めていくための、ささやかな道しるべとなることを願っています。
Contents
■ 内発的動機と自己理解
未熟さや違和感と向き合いながら、動機や輪郭の揺らぎに耳をすませる営みを扱います。
■経営美学とマーケティング倫理
伝え方や見せ方の裏にある構造や姿勢に目を向け、届ける行為の倫理と美学を掘り下げます。
■ 関係性と対話のデザイン
共鳴やずれ、沈黙や応答といった現象を通して、人と人との“あいだ”を編み直します。