この連作は、答えを急がない問いかけの集まりである。
言葉になる前の揺らぎに耳をすませ、
正しさを追うよりも問いを手繰りよせ、
関係の輪郭を静かに探る試み。
わたしたちは日々、組織のなかで、また個としての営みのなかで、
確信よりも不確かさに身を置くことを求められている。
このシリーズは、そんな揺らぎのなかにこそ、
本質的な対話と気づきが宿ることを見つめていく。
“銀座スコーレ” 上野テントウシャは、
言葉にならないものにこそ光をあて、
経営者や組織の根底にある感性と問いに寄り添う。
このコラムたちは、あなたとともに、
まだ見ぬ問いの地平をゆっくり歩く旅の道標である。